いつも開発用に使っているキーボード「HHKB Professional 2 無刻印 墨」を紹介する。

なぜProfessional 2 無刻印 墨 US配列?

まずなぜBluetoothじゃないのか。私はパソコンは自作派でLinuxの自宅サーバーも持っているので、Bluetoothだと接続が面倒なのだ。というかOS入れる前だとBluetoothなんぞ使えないので必然的に有線キーボードが必要になる。また、遅延も気になるかもしれないと思った。いくら遅延が少ないにしろ少なからずあるはずである。私としてはすぐにキーボードが反応しないとイライラするので優先が良いと考えた。Bluetoothは無線なわけだが、そうなると電池が必要になる。キーボードが反応しなくなるということはOSの問題や何かがバグったときにも起こることなのでたかがキーボードの電池切れで集中力を削ぎたくなかったのだ。

次にUS配列である理由であるが、日本語配列だとキー数が多くて見た目が悪い。加えてEnterキーや右Shiftなどが1キー分US配列より遠くなるので手が辛いのだ。それに記号の位置も異なる。USの場合は[ ]が連続していたり、' "; :が1キーにまとまっていることでわかりやすくなっている。第二にUS配列じゃないと無刻印モデルはなかったからである。おそらくPFUも無刻印を使いこなす変態はUS配列を使うようなプログラマしかいないだろうと考えたのだろう。

US配列だとIME切り替えには`Alt+``を押すことで対応できる。

ただただかっこいい

ただの一目惚れである。結果的に良かったものの、使い心地なんぞ気にせずにこの硯のような墨色に見とれてしまった。さらにUS無刻印である。無駄なキーはなく、このキーボードを使いこなせる人はごく一部の変態だけであろうという得体のしれない優越感を得たかったのだろう。

実際非常にコンパクトで机の上で邪魔にならないので便利である。また、キー配列にも関わることであるが、矢印キーを使ったショートカットは多数存在するもののいちいちホームポジションから離れて鬱陶しかった。このキーボードではFnキーとあるキーを同時押しすることで矢印キーを実現しているので、打鍵数は多くなるものの、ホームポジションを崩すことなく矢印キーを押すことができる。

気持ちよすぎる

打鍵感が気持ちよすぎるのだ。スコスコスコという打ち心地は中毒性がある。もはやこのキーボード以外でプログラムを書きたくないというところまでハマってしまった。今年購入したMacBookProがあるがあのキーボードではゴリゴリプログラムをかくということはできなくなってしまっただろう。また学校のPCも昔はHHKBだったらしいのだが、PC入れ替えでF*jituのよくわからんキーボードになってしまったので学校で開発したければもはやこのキーボードを持ってく以外方法がなくなってしまった。

キー配列がわからない

こればっかりはどうしようもない。なにせ他のキーボードとは配列がぜんぜん違う上に、無刻印なのだから。私の場合、タッチタイピングはできたから、2ヶ月もすれば何も考えずに使いこなせるようになった。最初のうちはHHKBのサイトでキーマップを確認したり、テキストエディタに適当に打ち込んでみたりしてしょっちゅう確認していた。でもだんだん慣れてくるので、すぐに業務で使いたいというのでないなら、時間さえあればこの点に関しては全く問題ないだろう。

DIPスイッチ設定

私はWindows環境で使用しているが、DIPスイッチは1345をONにしている。3ヶ月使ってきたが今のところ私にとってこれが最適である。各スイッチの意味については背面に書かれている。

おすすめのキーボード

このキーボードは万人におすすめというわけには行かないが、変態を目指すプログラマの皆さんには大変おすすめできる製品である。だが、これまで使用していたキーボードやノートPCが文鎮化する可能性があるので購入には注意が必要かもしれない。